活動報告 | ヘルスケアタウンうきま (北区)
[ニュース]「アクティブ福祉in東京23」にて優秀賞受賞しました
令和5年9月26日、第18回高齢者福祉実践・研究大会「アクティブ福祉in東京’23」
(社会福祉法人東京都社会福祉協議会、東京都高齢者福祉施設協議会、アクティブ福祉 in 東京実行委員会主催)が、京王プラザホテルで開催され、うきま幸朋苑から参加の幸村優美さん(作業療法士)、持吉孝郎係長(理学療法士)が科学的介護の実践・生産性向上の取り組み分野で優秀賞を受賞されました。おめでとうございます!!
【主題】手すり付きターンテーブル導入によりトイレ排泄の安全性向上と介助者の負担軽減を目指した研究
この大会は、日頃の介護現場での取り組みや実践、施設全体での研究や個人・グループによる 研究など、小さな発見から大きな実践まで施設での様々な取り組みを学会形式で発表するための大会で、全5分野(口頭発表:42題)の発表がありました。
幸村優美さんのコメント
アクティブ福祉in東京とは、高齢者福祉の研究大会で毎年40題前後の口演発表があります。今回4年ぶりのリアル開催で、法人研究発表会で報告した研究について、更に介助姿勢へ着目した調査を行った内容を発表しました。
研究内容をまとめる途中や準備段階では“どのようにしたら伝わりやすいか”を重点的に考えていたため、優秀賞を頂けたということは“伝わった”のかなと思うと嬉しいです。
そして、検証や見慣れない福祉用具について、「やってみよう」と言ってくれる現場の職員に感謝を伝えたいと思います。今後も利用者・介助者双方にやさしいケアを目指して取り組みを続けていきます。
持吉孝郎係長のコメント
うきま幸朋苑での課題に対する取り組みをこのような発表会で発表ができたこと、評価して頂いたことに大変、光栄に思っています。課題抽出については、毎月ノーリフティング推進委員会で集計している「抱え上げない移乗介助達成度表」の分析により本研究テーマである中等度介助(足の踏みかえができない)を要するご利用者のトイレ支援を抽出することができました。
また本研究にあたり、販売メーカーより検証期間の福祉用具の無償提供・情報共有・相談など、施設を超えた連携の重要性を実感することができました。
今後も問題点に対する検証を重ね、もっとよくできないかという気持ちを常に持って職員・ご利用者が安心して活動できる環境作りに取り組んでいきたいと考えます。
■ 第18回高齢者福祉実践・研究大会「アクティブ福祉in東京’23」
■ 「アクティブ福祉in東京’23抄録集」
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