11月21・22日 社会福祉法人旭川荘(岡山市)で開催された「第17回全国福祉村サミット」に参加し、2題の実践発表を行いました。
会場: ホテルメルパルク岡山
テーマ1: 介護現場における「ICT」活用の実際 ~いかに「気づきを築き」実践につなげるか~ 発表者: 高岡久雄(よなご幸朋苑総合施設長) |
・状態把握(気づき)システムを活用することで、介護の質の向上と業務効率を改善した「介護サービスモデル」、熟練度に基づく「人財育成モデル」の実践を紹介。
高岡総合施設長
テーマ2: こうほうにおける地域包括ケアと認知症ケア 発表者: 伊藤道美(地域包括支援センター所長) 中嶋健児(小規模多機能居宅介護事業所管理者) |
・包括支援センターの取り組みとして、「認知症施策推進総合戦略」(新オレンジプラン)から「認知症カフェ」=「支え愛カフェ」と地域で共に活動する仲間(サポーターさん)の活動を紹介
・施設を中心に導入された認知症ケア(パーソン・センタード・ケア : PCC)と認知症ケアマッピング(DCM)を在宅ケアとして、地域へ発信する取り組みを紹介
PCCとは・・・
認知症を持つ人を1人の “人”として尊重し、その人の視点や立場に立って理解し、ケアを行おうとする認知症ケアの考え方
DCMとは・・・
ケアされる人(認知症の人)の内面をわかろうとする気持ちとケアする人が認知症の人の尊厳を保つ(その人の個性や人生に焦点を当てる)質の向上を目指す実践のためのツール
伊藤所長(右)、中嶋管理者