境港市は人間関係が希薄な現代、コミュニケーションが苦手な子どもが増える中、学校現場との連携を図りながら、人間関係構築力を学ぶ「赤ちゃん登校日」授業を実施しています。
事業名: 境港・ハッピー赤ちゃん登校日事業(12年目)
会場 : 余子小学校 上道小学校 渡小学校
内容 : 各会場3回 「事前学習」「関わり体験①」「関わり体験②」
期間 : 令和元年5月9日~7月5日
2019年5月9日
境港市立余子小学校5年生を対象に「赤ちゃん登校日」授業(事前学習)が実施され、 野坂康二 福祉用具暖だん倶楽部係長(とっとりコミュニケーション研究会会員/赤ちゃん登校日指導者)が講師を務めました。
野坂講師は44人の生徒を前に人間関係を構築するのに大切なマナーやコミュニケーション(お互いの考えや気持ちを理解しあうこと)、親子との関わり方について話しました。最後に 関わりの始まり「あいさつ」を練習しました。
2019年5月30日
境港市立上道小学校5年生を対象に「赤ちゃん登校日」授業(関わり体験①)が実施され、 野坂康二 福祉用具暖だん倶楽部係長が講師を務めました。当日は地域の親子16組が参加されました。
事前学習で学んだコミュニケーションの関わり方「きく」「みる」「伝える(互いの気持ちを深める)」を体験しました。
生徒は言葉を交わせない赤ちゃんの表情やしぐさをくみとり言葉かけしました。
2019年7月2日
上道小学校における「赤ちゃん登校日」授業(関わり体験②)が最終日を迎えました。当日は13組の親子が参加されました。
野坂係長は最初に生徒に向けて「知識として「知っている」から「できる」ということになってください」と挨拶しました。
生徒は、前回の授業で見えてきた課題を活かして、1か月間生活してきたことを発表しました。引き続き2課題として、関わりで大事な笑顔『表情』、気持ちを込めて相手に『伝える』について学びました。
最後に野坂係長は「今日学んだことは、この授業で終わるのではなく、これから家庭や学校の中で活かしていくことが大事です」と応援メッセージを送りました。