2019年8月26日 永江地区公民館・支え愛の店ながえ(米子市)で第3回健康フェスティバルが開催され、「米子市フレイル対策モデル事業〉(事業期間:令和元年6月1日~令和6年3月31日)がスタートしました。米子市からの委託事業として、米子市尚徳地域包括支援センターも協力します。
永江地区に住む64歳以上で要介護認定を受けていない方を対象に、公民館や集会所などでフレイルタッチパネルを使用し、フレイル状態であるか否かを判定します。その場で結果をお知らせするとともに、結果に応じて健康支援を行います。
伊藤道美所長(米子市尚徳地区包括支援センター)は「この機会に永江住民の方々の健康意識が高まり、いつまでも元気に過ごされる。包括支援センターとしては、家に引きこもりがちな方がいかにコミュニティの場に参加されるような仕組みを考えていきたい」と話しました。
本事業は、日本初の試みとして永江地区で実施されます。米子市は今後も高齢化に伴い認定率及び認定者の増加が見込まれています。そこで、従来の予防対策に加えて要介護状態になる前の要支援状態、さらにはその以前の状態(フレイル)から予防対策を新たに講じることにより要介護状態への進行をできる限り抑制するとともに、発生そのものを防ぐことに繋げます。
「米子市フレイル対策モデル事業」キックオフ= 永江公民館
フレイルタッチパネル
運動機能や生活機能、物忘れ等、各項目の設問に回答する
健康チェックや体験等、各コーナーが常設= 支え愛の店ながえ
健康について相談する
血圧・骨密度を測定する