2018年10月17日 第29回全国介護老人保健施設大会がソニックシティ パレスホテル大宮(埼玉県)で開催され、口演発表しました。
中田 真由美介護福祉士 (介護老人保健施設さかい幸朋苑) |
通所リハビリテーションの原点を考える 「利用者が自発的な機能訓練に取り組めるよう一日をスケジュール化し、介護職がサポートすることで自主性が持て、計画的な利用時間を過ごす体制づくりが、全利用者対象に進行中である」 |
長瀬 孝治介護福祉士 (介護老人保健施設さかい幸朋苑) |
水虫ゼロ達成を目指して ~カビの増殖を抑える石鹸の効果~ 「当老健では今年度、水虫予防の取り組みとして、入浴時にカビの増殖を抑える石鹸を使用して趾間を洗った。その結果、チーム入居者全員に予防効果がみられ、1年間を通して水虫症状の発祥を大幅に減少できた」 |
中尾 拓也介護福祉士 (介護老人保健施設なんぶ幸朋苑) |
腰痛の原因分析と改善に向けた取り組み ~職員アンケートをもとに作業姿勢の見直しを図って~ 「当施設ではノーリフティングケアを実践している。平成28年度より全職員に対し腰痛チェックを実施。腰痛者が減少しない傾向がある中で原因は何にあるのか、アンケート調査から見えてきた成果と課題を報告」 |
戸田 悦子介護福祉士 (介護老人保健施設なんぶ幸朋苑) |
介護現場における「ICT」活用の実際と人財育成 「介護士の「気づき」をテーマとして記録し蓄積されたデータを可視化する。得られた情報を共有し実践に繋げることができる職員の育成が介護現場でのケアの質に繋がることを目的として行った研究について報告」 |
田中 健一介護福祉士 (介護老人保健施設なんぶ幸朋苑) |
福祉用具使用の定着を目指して ~使用頻度調査を基に~ 「当老健では職員の腰痛予防とご利用者の安全、安楽のため、様々な取り組みを行ってきた。しかし、福祉用具の使用頻度に個人差があった。問題点を調査し課題を改善したことの成果を報告」 |
治部田 晃展介護福祉士 (介護老人保健施設いなば幸朋苑) |
レベル0からの事故報告 「昨年ヒヤリハットのRCA分析から転倒防止策を立てる際、レベルの報告が少なくケアプランに反映されないという現状が分かった。RCA分析と記録の評価から、事故防止に繋げる取り組みを報告」 |
寺尾 和馬介護福祉士 (介護老人保健施設いなば幸朋苑) |
生活記録の改善 ~暮らしの見える記録を目指して~ 生活記録から利用者の生活が見えてこず、モニタリングやケア計画書作成に活かせていないという現状があった。職員に対するアンケート調査で記録について課題抽出し、改善に向け取り組んだ成果を報告」 |
大谷 早希介護福祉士 (介護老人保健施設いなば幸朋苑) |
眠りスキャンを活用し睡眠効率の向上に繋がった一事例 「当施設では、見守り介護ロボット「眠りスキャン」導入することになった。眠りスキャンを活用することで、昼夜逆転の要因をアセスメントし、ケア方法を変えることで、睡眠効率の向上に繋がった事例を報告」 |
上山 健悟理学療法士 (介護老人保健施設いなば幸朋苑) |
ノーリフティング推進と腰痛減少に向けた経過と課題 「当法人では平成28年に、ノーリフティング宣言を行った。当施設でもノーリフティング理念の推進、腰痛者と要因の把握を委員会メンバーが現場ラウンドを通し、進捗の確認を行っている。その取り組みの経過と課題を報告」 |
開会式の様子
口演する長瀬介護福祉士
口演する中田介護福祉士